家賃管理は必須です

不動産賃貸業では、家賃の入金管理を行う事は必須です。

たまたま忘れてしまって、といった家賃未入金ならば問題はありませんが、

家賃の滞納が経常的な借家人には要注意です。

 

家賃滞納額はイモずる式に増えていきます。

その結果、借家人も滞納額を一括で支払うことが難しくなります。

滞納が続くと立ち退き交渉もせざる得ないことになります。

しかし、簡単には出て行ってくれません。

大家さんの典型的な悩みのひとつです。

家賃滞納へは即座の対応が必要です。

遅れれば遅れるほど滞納額が大きくなり、その後の処置が難しくなります。

 

家賃管理は自分でやるのがベストですが、忙しい、物件数が多い等で管理会社に任せる事もあるかと思いますが、その報告書はしっかりとチェックすることが大切です。

 

以前に、太田垣章子さんという司法書士の方が書いた「賃貸トラブルを防ぐ・解決する安心ガイド」(日本実業出版社)という本を読みました。

その中には滞納額が3か月分となったら、法的な手続きに移すように、といったことが書いてありました。

 

この本は非常に勉強になりました。

著者の方は司法書士ですが、マンションなどの家賃滞納者の立ち退き交渉を数多く行っている人のようです。

かなり生々しい話も書かれており、現場・修羅場を多数経験している人の話は

大変、勉強になります。

ご興味のある方は読んでみることをお勧めします。